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くろ吉のつぶやき Rayの毎日を徒然なるままに・・・

やっと、やっと

やっと、やっと「ファインディングニモ」を見ました!!
遅ればせながらこれで時代の流れについて行けそうです。
映像がキレイでリアルで… ポップコーンを食べる手が
止まっちゃいました!!
そこでっ!今日はニモ(クマノミ)のお話しぃ~っ!!

名は体を表すと言いますが、キイロハギや
ロクセンスズメダイなんてのはひじょ~ぉに分かりやすい!!
それじゃ、クマノミは??
クマノミ=隈之魚。
①「隈取り」といって歌舞伎役者(イヨォーッポンッ)がする
白や赤で陰影のある化粧のことで、茶または
オレンジの体にくっきりはっきりの白の横帯が
まるで隈取りのよう見えたことからでは!?
ちなみに最後のミは、魚をあらわす言葉だそうです。
②「隈」は、隠れる所の意味から、イソギンチャクに隠れるように
見えるからでは!?

ちなみに英名の「Anemone Fish」のAnemoneは、花。
クマノミが生活しているイソギンチャクが
まるで海の花のように見えること。
Anemoは、風。 イソギンチャクが波に揺られているのが
風に吹かれているように見えることから。
イソギンチャクも英名でAnemone、そのAnemoneで
生活している魚といぅことで、付けられたのではないでしょうか。

そのイソギンチャクとクマノミの関係ですが、
クマノミはイソギンチャクに隠れることで敵から体を守れる。
(クマノミは成長するにつれてイソギンチャクの
毒に対する抵抗力がついてくる)
それでは、イソギンチャク的にはなにかメリットが…
クマノミが触手の間を泳ぎまわることでイソギンチャクに
新鮮な水を送っている。とか
けっこう痛いクマノミアタ-ック!で
イソギンチャクを食べる魚から守っている。など
言われておりますが、その反面クマノミはイソギンチャクを
食べるのでは??なんてことも言われており
共生が片利共生なのかそうじゃないのかは
まだ分かっていないそうです…。

よくクマノミファミリーとか言いますが、
じ・つ・はちょっと違うっ!!
例えば、一つのイソギンチャクに
3個体大中小のクマノミがいたとして
・大→メス
・中→オス
・小→子ども(オス)  と、なります。
(メスが一番大きいのは、カカア天下だからでも
幸せ太りしたわけでもなくたくさんのタマゴを
産まなければならないからなんですよ~)
なんか一見ファミリーじゃんっ!!って感じですが、
なんと!子どもは、そのメスとオスとの間に
生まれた子ではないんです!!
(昼ドラの予告でもなんでもないっすよ)
クマノミの子どもは、孵化をするとしばらく水面を漂って、
それから各々イソギンチャクにたどり着くそうです。
なんでたどり着けるの??かは、ちょっとまだよく分かりません…
イソギンチャクフェロモンがでてるとか!?
と、いぅことは産みの親に出会う・生活するといぅことは
ほぼ無いということです。

メスがいなくなれば、オスがメスに、そして子どもがオスに。
生まれてきた時は、みんなオスなんですけど、
私はあえて“オカマ”といつも言っております。
オスはオスでも、大人のオスになれるのです。そうです!大人の!

でも、メスがいなくなるとオスがメスになるといぅことは…
マーリンはいつしか!!?
う~ん… 謎は深まるばかりっす。(@o@)

と、クマノミはまだまだ奥深いのですが…
でもニモを見ていて魚の視点で海を見ることが出来ました。
ストロボをたかれてクラクラなったり、ダイバーの大きさや
魚に与えるストレス、ボートの存在などなど。
ニモがブレイクしてカクレクマノミが持ち去られるといぅ
話しも耳にします。 寂しいですね… あってはならないことです。
魚たちに優しいダイバーでいたいですね☆

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